【ワーキングホリデーのすすめ】ネットを捨てよ旅に出よう。自分の目で見て触れて、感じてみようって思った話。

  更新:2015/01/17

旅

photo credit: Naud/ via photopin cc

FLAT 23の住人Ayaka(@LadyBBA2014)です。

洗濯洗剤を変えたんですが、その匂いがなんだか懐かしい・・・

え、何これ、何???ってずっと考えてたら、初めてイギリスに来た時にお世話になったホストファミリーのお宅で使ってた洗剤とどうやら同じだったらしい。

「うわー、懐かしい」と思いながら、夫に「ちょっとこれ匂ってー!ホストファミリーの家で使ってた洗剤の匂い!」って鼻息荒く言ってみた。

「そんなん言われても分からんわ!」と大笑いされてしまったw

分かるわけないわな・・・はい。

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19歳で初めて海外に出た

そもそもイギリスに最初に来たのは学校の研修旅行で。
イギリスのある大学へ数週間研修に行き、その間スミスさんという超トラディショナルなイギリス人夫婦のお宅でお世話になった。
年齢はちょうど私の親世代で、娘さんたちは社会人になって家を出たので、空いた部屋を学生のために提供していた。

料理好きで優しいポーリンさんと、笑いがシニカルなビルさん夫婦。
このご夫婦は、英語を学びたいと思っている世界中の学生を毎年のように受け入れているお宅だった。
地球の裏側から来た、見ず知らずの外国人を温かく受け入れ、英語はもちろん、イギリスの文化を教えてくれたり、また日本の文化に興味深く耳を傾けてくれた。私の拙い英語にもいつも笑顔で接してくれた。

私がいつか日本でホストファミリーをやってみたいと思ったのはこのご夫婦の影響が大きいと思う。

当時19歳。何もかも新鮮だったし、出会う人がみんな素敵。
もう完全に浮かれてたのか、ただの無知だったのか、これが若さの良いところであり、危ういところでもあった。
将来絶対にイギリスに永住するんだ!!って心に決めたのはこの研修旅行がきっかけだった。

その翌年バッグパッカーになった

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その翌年、卒業してすぐに就職もせずにバッグパックで1ヶ月のヨーロッパ旅行。
就職してしまったら、できないだろうと思って敢行したが、正解だった。
後にも先にもこれが最後の一人旅になった。
今はもう一人旅なんてしたくないw

イギリス→アイルランド→フランス→オランダ→ドイツを巡る旅だった。
お金はなかったけど、時間だけはたっぷりあったから、移動は全て長距離バス。
座り心地の悪いシートで何時間も揺られる旅・・・今じゃ考えられないような貧乏旅行だったけど、窓から見えるテレビでしか見たことがない景色にずっと感動しっぱなしで、体力を温存しておく為の時間がすっかり奪われるほどだった。

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出会う人々も面白い人たちばかりだった。
私のような日本人バッグパッカーとも各国のユースホステルで意気投合して語り明かしたりもしたものだった。

1年の半分は肉体労働でお金を稼いで、そのお金を世界放浪につぎ込む男性
すでにもう何ヶ月も世界中を旅してる、日本でペンション経営を夢見る姉妹
大○は世界を平和にするよー、日本でも合法になればいいのに!っていつもラリってるような子

色んな人がそこにはいた。

勇気を出して一人旅してる自分って、まあまあ変ってる方だろうと思ってたけど、さらに上がいることに衝撃を受けた。

アヤカちゃん、5ヶ国を1ヶ月なんて短すぎるよ!1ヶ国1ヶ月でしょ!

一人の男の子がそう言った。

凄いなー、凄いなー、ただただそれだけだった。

当時は一刻も早く家から出て自立したかったから、就職が大前提のこの旅だったけど、一般的な「常識」を突き抜けた人たちとの会話は良い意味で刺激的だった。

外の世界に魅了された人たち。
悪く言えば現実逃避なのかもしれないけど、人生にはそういう時間が必要なのかもしれないって、今だからこそ思える。
海外での生活で、そこの人々の価値観や色んなものに触れて、日本での実生活と比べてみたらいい。
自分の人生の中で何が本当に大切で、優先すべきことなのか、私が出会ったバッグパッカーたちは、あの頃すでに知っていたに違いない。

ワーキングホリデーのすすめ

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私が若い頃はイギリスのワーキングホリデーってなかったのよ。・゚・(ノД`)・゚・。 。゚
だから、今の人たちが羨ましい。
でも色々調べてると、ワーホリが当選したのに直前になって二の足を踏んでる人が多くて、びっくりした。
そっかー、最近の若者はなかなか堅実なのね・・・と。

確かに20代半ばで仕事ほったらかしてワーホリなんて・・・って思うのかもしれない。1~2年英語圏に行ったところで、英語力が本当に付くのかなんて誰も保障してくれないし、日本の社会を離れたらもう戻る場所がなくなってるんじゃないだろうか・・・っていう葛藤とかがあるんだろうね。私も経験してきたからすごく分かる。

でもね、こういう経験ってのはなかなかできることじゃないと思うんだ。
来てみて、全然水が合わないようだったら帰ればいい、ただそれだけ。
一度来て、見てみれば良い。
キャリアダウンが心配ならどんどん自分から動いて行けば良い。
働けるビザがあるんだから、可能性は無限大だよ。
面接に行くのはタダ!英語の練習にもなるんだから、恥ずかしがらずに色んなことに挑戦すればいい。

って私は思うんだよね。
可能性を摘み取ってるのは自分かもしれないよ~

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