孤独感、アイデンティティ喪失・・・渡英したばかりの頃は辛かったな・・・っていう話

  更新:2015/01/08

泣く

photo by pakutaso.com

FLAT 23の住人Ayaka(@LadyBBA2014)です。

もうかれこれイギリスで暮らし始めて十数年・・・渡英当初は夢に胸膨らませてやって来たんですが、慣れない生活、孤独感、ホームシック、アイデンティティの喪失とかもう語りつくせないくらい色々ありました。

今回は来た当時のことを書いてみたいと思います。

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忙しい夫とのすれ違い

もちろん来た頃は友達どころか知り合いもいない状態。今みたいにSNSやSkypeですらなかった時代でしたから、とにかく孤独でした。頼りの夫も仕事が忙しすぎて、渡英直後から日付が変った時間に帰ってくるような生活・・・夫も当時は仕事で相当のプレッシャーがあったみたいで大変だったんですが、妻の私も結構きつかったのよ・・・

家でも仕事してる夫に

私 「ねぇねぇ」(ちょっとかわいく言ってみる)

夫 「僕、しばらく本当に忙しいから、悪いけど邪魔しないで」

クォラーーーー (▽▽メ)ナンダトォ

今だったらこんな感じでしょうけどね、あまりに殺気立ってる夫のオーラにそれ以上何も言えなかった私。

楽しい生活が待ってると思って来たのにな・・・
なんか違う・・・|ω・`) ショボーーン

誰かに電話したい・・・

当時は国際電話ですよ。それしか方法がなかったの。
今みたいにLINEとかがあれば気楽にチャットして「あ?今ちょっと話す?」みたいなことができたんでしょうけど、その時はそうは行かず・・・。メールは送るけど、いきなり国際電話なんかかけてきたら友達も心配するかもな・・・時差もあるし・・・変な遠慮があって友達にもなかなか電話ができず、実家に電話。(和子は母です)

私 「もしもし、アヤカだよ」

和子 「あー、アヤカか。今忙しいねんー」

しばらくしてまたかけ直すと、ちょっとイラっとした声で

和子 「まだ忙しいねんー、また明日電話して」

(たぶん)趣味 > 海外生活で苦しんでる娘

もう泣いてもいい?いいよね?・゚・(ノД`)・゚・。

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これって昼顔か?

当時、自分のホームページを持っていたので、イギリスでの生活や日々の話をつらつらと書いていました。(今とやってること変ってないw)
誰も見てないだろうと、寂しくてやさぐれてる日は、そのホームページに思いの丈を綴って気持ちを紛らわせていたのですが、ある日・・・

ご主人はもっとアヤカさんのこと理解してあげるべきだと思う

なんていうコメントを残すイギリス在住の男性が!!キャィ~ン!!

↓アヤカの妄想
Fe2―玉山鉄二写真集
こんな感じ。

男性 「今度一緒にお茶でもどうですか?」

この展開やヴぁくない?これ?やヴぁいよーー、やヴぁすぎる!!

実際にお会いしたら素敵な人だし、頭が良くて面白いし・・・

やヴぁいよー、やヴぁい!

楽しい時間はあっという間に過ぎて、お別れの時間になって、

実は・・・僕・・・あなたのことが・・・

ってのは残念ながらありませんでしたけどねw

あの当時の私の軽い鬱症状を夫に話したら「そんなに思いつめてたんや~」ってさらっと言われたんですけどw
あなた余裕ね、本当に・・・ちょっとくらい心配してよ ( ̄◇ ̄;)

人って孤独には耐えられないのね

一人でいるのが好きって豪語してたけど、それはいつも誰かがそばに居てくれてるからだったのね・・・気づかなかったわ、おバカさん!

ホント、海外生活って思ったより来るんですよ、色々と。
張り切って来てる人ならなおのこと。
そういう時はいっぱい人と話して、気分転換したり、なんならもう帰国もありですよ。「いつでも帰って来れる!」っていう逃げ場を残してから来た方がいいって私は思います(^^)

あとがき

でもこの10年くらいで一気に新しい技術が増えて、生活しやすくなったなぁ。
Skype、Youtube、LINE、キンドル、スマホ・・・ホント、動画サイトなんてなかった時代は、友達から回ってきた日本のドラマが録画された擦り切れたVHSビデオとか、もうありがたくてありがたくて仕方なかったもんな・・・CMなんて早送りしないよw必死で観るのw
デジタル化できるものはクリアしつつあるけど、やっぱり恋しいのは日本そのものだったり、食べ物だったり、家族・友人だったり・・・なんでこんな地球の裏側に来ちゃったかなw

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