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FLAT 23の住人Ayaka（@LadyBBA2014）です。

かもめになりたい 空気になりたい
あなたを傷つけないものになりたい

中島みゆきさんの作詞した「激情」っていう歌に出てきた歌詞ですけど、それくらい好きな人がいました。

ま、また昔話でも・・・

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携帯を持たない彼

いつも家に帰ってくるのが遅いのに、彼は携帯を持っていなかったんです。だから今から書く珍事？が起こってしまったのかもしれないのですが、とにかく不便ったらありゃしなかった。

ある日の週末、彼が家にいる時間を見計らって電話したんです。（彼は一人暮らしでした）
※彼の名前はヒロシ（仮名）とします。

私　「もしもし」

彼　「もしもし」

私　「もしもし」

彼　「もしもし」

私　（あれ？愛する彼女の声が分からないの？いつもならすぐに分かるのにぃ！しょうがないな～）

アヤカでぇ～～す♪（かなりアホな感じで）

彼　「・・・・・・。ヒロシの父です。」

(☼ Д ☼)

はい、終了ぉーーー！チーーーーーーン！！合掌(￣人￣)

あまりの衝撃に事態が飲み込めず、すぐさま電話をブチッと切った私。

ヒロシの父です。ヒロシの父です。ヒロシの父です。

脳内こだま！！

あー、もうこのままなかったことにしたい！！

（もう一人のアヤカ）落ち着いてアヤカ、よく考えてみて、あなたさっき

アヤカでぇ～～す♪

って名前バラしてるよね。

(☼ Д ☼)

はい、終了ぉーーー！チーーーーーーン！！合掌(￣人￣)

（もう一人のアヤカ）ダメダメ、アヤカ！まだ諦めちゃダメよ！また電話するのよ！

心を落ち着けてまた電話・・・

父　「もしもし」

私　「もしもし、先ほどは失礼いたしました。電波が急に切れちゃって・・・」（嘘付け）

父　「あー、そうですか」

私　「ヒロシさんとお声がそっくりですね。あまりにそっくりだったので、つい・・・」

とかなんとか、もう忘れましたけど、超・超・超余所行きの声で電話をかけなおしたのは覚えてます。

たまたまその日、ヒロシさんのお父様は彼のマンションの近くまで来たからちょっと寄ったとのことでした。

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その後、思わぬ展開が

父　「誰だ、あのアヤカっていうバカな女は」

ヒロシ「僕の彼女だけど」

父　「あんな女にうちの敷居は跨がせないぞ」

さよなら、ヒロシさん、あなたとは結婚も考えていたけど・・・・
・ﾟ・(ﾉД`)・ﾟ・｡

↑アヤカの脳内妄想ドラマより

もうこれくらい凹みまくってたんですが、

後から聞いたら、なんとヒロシさんのお父様！このキャラが良かったみたいで、

今度うちにご飯でも食べにきなさい

って言ってるよって！！彼が！！

マヂで？！

人生どうなるか分かりませんね

そしてヒロシさんのご両親ともお会いし、話がトントン拍子に進んで、ヒロシさんのお父様は

私のお義父さん

に今ではなってしまった次第でございます。

失敗したなって思っても、フォロー次第でしょうか。

でも相手がシャレの分かる人で良かったよ・・・あはは。