子供の脳はスポンジみたいに吸収力があるとは言え、バイリンガルになるまでには、色々と苦労があるのだよ。

 

こんにちは。
FLAT 23の住人Ayaka(@LadyBBA2014)です。

私の二人の子は日本人ですが、イギリスで生まれ育ちました。

イギリスで生まれたという話をすると、「(子供たちが)英語ができていいわね!」とよく言われますが、ここまでになるのにそんなに甘くなかったよ、見ててかわいそうな時期もあったよって思います。

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日本語環境からいきなり英語環境になる辛さ

長男に関しては、ナーサリーに入るまでは(3歳まで)ずっと日本語環境で育ちました。それがいきなり現地のナーサリーに放り込んだものだから、HelloやThank youなど基礎的なことは分かっても、それ以外はほとんど理解していないようでした。

それが心配で何度か担任の先生に相談しましたが、「去年も同じような境遇の子供がいましたが、今ではもう英語でしっかり受け答えもできて、とてもお喋りな子になってますよ!お母さん、心配なさらないで下さい!」

こんな風に言ってもらえたので、1年後は逞しく成長するだろとは思いましたが、英語で周りの大人に状況が訴えられないことが多かったようです。振り返れば、ナーサリーの1年間は息子にとっては修行のような日々だったかもしれません。本人はもう忘れてると思いますがw

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子供だけでなく親も積極的に

長男のことで学んだ私は、長女は早いうちから現地の環境に慣らせることにしました。

私は日本人ですから、日本語で話せる環境の方が楽でいいんですが、なるべく現地のプレイグループに足を運んで、娘を現地の子供たちの中で遊ばせたり、私も積極的に外国人のお母さんたちと交流を持ちました。

公立のナーサリーに入れる前は、現地の2歳から入れるナーサリーにも週2日入れたのが良かったのか、長男より英語への抵抗は少なかったように思います。

ここで学んだのは、子供だけいきなり英語環境に放り込むのは負担が大きいだろうということ。親も一緒になって、現地の中に溶け込んで行くことで、子供に必要以上のストレスを与えないことが大切なんだなと思いました。

子供だって、母語だけでやっていける環境の方が楽に決まっているのに、子供だけいきなり現地の生活に放り込むのはフェアーじゃないですよね。それはすごく反省したことでした。

Ayaka的まとめ

いかがでしたか?

ママ友達とこの話題になった時、1人のお母さんが言ってたのが、ランチタイムに娘さんがお弁当の蓋が固くて自分で開けられなかったことがあったそうです。だけど、周りの大人に「開けて」とも英語で言えずに、ご飯を食べずに帰ってきた・・・って話を聞きました。

切ない・・・。子供ながらに、やっぱり英語じゃないと分かってもらえないって言うのは理解してるんですよね。

子供だから大丈夫、すぐ慣れる!は事実かもしれませんが、子供たちが楽しんで学校に行けるように、親が先生としっかりとコミュニケーションを取って、色々と配慮してあげないといけないな・・・と思った話でした。

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