photo credit: Tammra McCauley via photopin cc

FLAT 23の住人Ayaka（@LadyBBA2014）です。

この記事にアクセスしてくださる方が多いので、もう1本書いてみます。
今回は上の子のリアルな気持ちについて。

私が子供の時に感じたストレートな気持ちを書いてみました。

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お姉ちゃんなんだから！

お姉ちゃんなんだから、譲ってあげなさい。
お姉ちゃんなんだから、我慢しなさい。
お姉ちゃんなんだから・・・

好きでお姉ちゃんになったわけじゃないんだよ。

みーちゃんたまに私に悪いことをする。
止めてって何回も言ってるのに何度もする。
私が怒ってみーちゃんを思わずぶってしまった。
みーちゃんはここぞとばかりに大きな声でアンアン泣く。
するとお母さんが飛んで来て、私をすぐに怒るんだ。

みーちゃんが悪いのに、みーちゃんが嫌なことするからなのに。

縁日で私とみーちゃんは大きな風船を買ってもらった。
嬉しかった。
家に帰ったら、みーちゃんがお父さんの膝に座っていて、お母さんもその横でニコニコしていた。
それを見てたら、みーちゃんが急に憎たらしくなってきた。
私はみーちゃんの風船を尖った鉛筆の先で割った。
怒られることは分かっていたけど、やってしまった。
私の風船はみーちゃんのものになった。

みーちゃんみたいに、私も甘えてみたかっただけなんだよ。

みーちゃんはお母さんの自転車の後ろに乗っていた。
私の自転車はパンクしていたから、走ってついて行った。
みーちゃんはお母さんの背中にしっかりしがみついている。
羨ましかった。
まだまだ走れたけど、疲れたと嘘をついて自転車に乗りたいと言った。
じゃあ、お母さんは歩くから、あなたがみーちゃんを自転車に乗せてあげてと言う。

違う、そうじゃない。私はお母さんの後ろに乗りたいの。

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あとがき

私が妹にした様々な悪事ｗが大人になるにつれ、胸がチクチク痛むようになってきた。
帰省で顔を合わせる度に、妹は「お姉ちゃん、あの時悪かったなー」なんて、笑い話にするのだけど、内心いつか謝りたいと思っていた。

今さら恥ずかしかったけど、思い切って私がこんな風に思っていたことを打ち明けた。
「そうやったんや・・・」って妹は切なそうに言った。

妹に詫びたことでちょっと気持ちがすっきりした。

——————

息子にも「君の気持ちは痛いほど分かるよ」と言って、このエピソードを分かりやすく話した。

「僕も同じ気持ちだよ！！」

と7歳にえらく共感されてしまったｗ

ということで、上の子って結構切ない場面が多い。
私も同じ経験をしたはずなのに、ついつい上の子を叱り飛ばして、下の子には甘くなりがち。
自戒の念を込めて。