収入は?資格は必要?世界のどこでも教えられる!日本語教師の仕事は面白い。

  更新:2015/01/02

日本語教師

photo by pakutaso.com 

ホリデーシーズンで仕事が激減のAyaka(@LadyBBA2014)です。

スポンサードリンク

今日はロンドンで日本語教師として働いてる私自身感じたこと、収入、遣り甲斐など色々書いてみたいと思います。以下はロンドンで教えるということ前提で書きますので、その他の国のことは分かりません。ごめんなさい。

思ったよりニーズがある

日本がバブルに沸いていた時代は外国人ビジネスマンがこぞって日本語を勉強していたようですが、今は中国語の方が人気ですね。でも、アニメや文化から日本に興味を持つ人が多く、今は趣味で勉強する人が多い傾向にあります。実際私が教えている生徒さんも8割がアニメ好きです。

資格は取るべきか?

学校に所属する場合は資格や経験が必要になりますが、個人で教える場合は自分が「日本語教師だ!」と言ってしまえばその瞬間からあなたは日本語教師です。とは言え、私は日本語教師の養成校に行き資格を取りました。

有資格者になる方法は以下3つ

1)大学で主専攻あるいは副専攻の日本語教育科目を履修し、卒業していること。
2)日本語教師養成講座において420時間以上の教育を受けていること。
3)日本語教育能力検定試験に合格していること。

になります。

資格を取ることのメリットは

icon-check-square-o 教え方の基本が学べる
icon-check-square-o 教師としての信用度が増す
icon-check-square-o 分からないことを先生に聞くことができる(養成校や通信講座を受講した場合)

デメリットは

icon-check-square-o それなりの金銭、時間の投資が必要
icon-check-square-o 2)の場合は実習が大変
icon-check-square-o 3)は試験に合格する必要がある

という点です。

資格はある方が良いに決まっていますが、費用対効果はどんなものか・・・これで稼いでやる!!って言うほど稼げないという現実が実はあったりします。なので、あんまり高いお金出してやることはないよ~とも個人的には思っています。こんなこと言っちゃーアレなんですが。(あくまで私の実体験なので、そうでない方も沢山いらっしゃると思いますから鵜呑みにはしないでね)

[広告リンク]

NAFL日本語教師養成プログラム

で、稼げるの?っていう話

稼げることは稼げます。だけど、この高い物価のロンドンでプライベートの日本語教師だけでやって行こうって思うんだったら無理です。

とにかく教えることが好き!
経験として収入は度外視でチャレンジしたい
日本文化を外国人に伝えたい
どうせ暇だしちょっと何かやってみたい
趣味の延長上で教えてみたい

という人だったら良いんですが、これだけでご飯食べられるほど稼げないのが現実。そして生徒さんもずっと続けるとは限りませんし、病気などで突然キャンセルになったり、ホリデーに行くからしばらく休みますとか当たり前。時給は普通のアルバイトなんかよりはるかに良いですが(時給は自分の設定次第。相場を見て決めてください。)収入は超不安定です。なので、日本語教師をやってる人はだいたい副業でやってる人が多いです。私もその一人w

仕事は平日の夕方以降と週末に集中する

あともう一つ書いておきたいことは、仕事が平日の夕方以降と週末に集中するということ。つまり、子育てしながら日本語を教えたいっていう人には対応が難しい時間帯だったりします。実際教えてみてから分かったんですが、生徒さんは会社員か学生さんが多いのでどうしてもそうなります。自分が働きに出るときに子供と一緒に居てもらえる人が必要になるので、パートナーなどの協力が得られるかどうかということも重要になります。

それでもやっぱり日本語教師は楽しいです

色々と書きましたけど、海外でこれほど自分のアイデンティティーを感じることができる仕事はないんじゃないかなって思います。日本についても日本にに住んでた頃以上に調べるようになりました。日本の行事やしきたりに込められた知恵や心などを知ると感動しますし、日本人とは違う視点で日本という国を見ている生徒さんからの話もとても面白いです。また自分の知らなかった外国の文化を生徒さんから教えてもらったり・・・リアル・ふしぎ発見!ですw その他にはどこの国でも教えることができるというのも大きなメリットだと思います。

ちょっと教えてみたくなりましたか?授業計画したり準備は大変なこともありますが、遣り甲斐はそれ以上!是非興味のある方は挑戦してください♪

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。


*