【イギリスの学校でボランティア】リーディングブックのペアレンツヘルパーを1年続けた話
photo credit: chippenziedeutch via photopin cc
どもー、みなさんお疲れ様です。
FLAT 23の住人Ayaka(@LadyBBA2014)です。
イギリスの小学校は親が学校に来て授業のお手伝い(ボランティア)ができる機会があります。
うちの子供たちの学校では、
・本の音読を聞いてチェックしてあげる
・料理の授業のヘルプ
がよく募集されます。
たまに変り種としては、小さな子供たちがよく知っている職業(医者、看護師、消防隊員、警察官、教師など)の方は、学校に来て子供たちにご自身の仕事をお話下さいとか、外国語を学ぶイベントがあるときは、ネイティブスピーカーの親御さんが子供たちに本の読み聞かせをしたり・・・などもあります。
今回は、私がリーディングブックのヘルパー(音読のチェック)をやった時の話を書いてみます。
スポンサードリンク
始めたきっかけ
私も人並みに母親やってますので、長男(当時Year1で5歳)が学校でどんな風にしてるのかがちょっと心配だったんです。
お漏らしをしれーーっとまだやってましたしね。(ズボンがビショビショのまま1日過ごして帰って来る・・・クサイ・・・w)
ただ私ネイティブでもないのに、こんな大事な音読に関わってもいいわけ??
って思ったんです。
でもこれは日本人的発想に過ぎなかった・・・
ヘルパーのお母さんたちの多国籍具合にw
ロシア人、クロアチア人、フランス人、チェコ人・・・
イギリス人おらへんwww
(数名いらっしゃいましたが全体の2割程度)
あ、これなら私も参加してOKよね?
発音を教えるわけではないので、外国人でも大丈夫だ!とちょっと勇気が湧きました。
子供と関わる人はCRBチェックが必要です
CRBチェックとはCriminal Records Bureauの略で、過去の犯罪歴をチェックするものです。
子供と関わる仕事やボランティアをするときは、まずこのCRBチェックで私は大丈夫ですよ♪ということを証明しなければなりません。
私は持っていなかったので、スクールオフィスにパスポートのコピーを提出し、申請してもらいました。
一度作っておくといざというときに便利ですし、学校から申請したので無料でした。個人でするといくらか取られるはずです。
無事CRBチェックをクリア、晴れて私はペアレンツヘルパーになれました。
スポンサードリンク
リーディングブックヘルパーの仕事内容
学校にもよると思うのですが、私の場合は週に1回1時間程度でした。毎週参加できないけど、少しでも手伝いたいっていう人は隔週でも来ていました。みなさん熱心な人が多くてとても協力的。良い公立校は父母の協力体制が素晴らしいです。
仕事内容は、授業の途中に(これが凄いなと思った)1人ずつ生徒を呼んで、それぞれのレベルのリーディングブック(音読用の本)を読んでもらい、それを聞いて、
・読み方が間違っていないか
・話の内容をちゃんと理解しながら読んでいるか
を重点的にチェックします。
本はこんな感じ。レベルによって文章量が違います。
読めてるから大丈夫!ではなくて、ここで大切なのは読解力をつけることなので、読み終わった後に何点か質問をします。
・どうしてこの女の子は泣いていたの?
・どうやってその公園まで行った?
・箱を開けたら何が入ってた?
などなど、こんな感じで、子供たちがちゃんとお話を理解した上で読んでいたか確認するのです。
Ayakaメモ
ここでまた1つ驚くのは生徒によって読む本が違うという点。
同じクラスでも果てしなく先に行ってる子もいれば、1ページ1行しかない本を読む子もいます。
関連記事
ネイティブじゃなくて困ったこと
子供って好奇心旺盛だし、頭の良い子は質問が多い!
ねぇ、hoofって何?
分からん・・・w
小学生程度の英語なら分かるだろうと思ってましたが、普段使わないような単語が出てきたりするのが困りました。
ちなみにhoofは蹄のこと。多分乗馬でも習わない限り使いそうもないなw
電子辞書をいつも持ってきて、分からない時は調べて、絵で書いて説明したりしていました。
こんなヘルパーで良かったのかしらね・・・w
でも子供たちには人気があった・・・と思いたいw
Ayaka的まとめ
思い切ってペアレンツヘルパーになってよかったです。
何事も経験ですね。これをやってから、積極的に英語環境にも飛び込めるようになった気がするし。
毎週ちょっと行くだけでしたが、長男の学校の様子が分かったし、何より私が来ることを彼が喜んでくれていたのが、嬉しかった(ノД`)
もうオカン恥ずかしいから来んといて・・・
ってなる前にこういうことはやっとくべきですね。
学年末に”Thank you!”と書かれた子供たちのサイン入りカードを貰って、感動しました。微力ながら貢献できてよかったです。
この記事へのコメントはこちら