海外で成功するには「日本の常識」を捨てるしかないんだなって思った話。

  更新:2015/02/06

どもー、こんにちは。
FLAT 23の住人Ayaka(@LadyBBA2014)です。

ロンドン、道を歩けば”SUSHI”レストランに遭遇します。
私があえて「寿司」と書かないのは、日本人の考える「寿司」ではないから。

それは寿司じゃないでしょ?

って日本人は思うんだけど、海外で生き残るためには日本人だけが喜ぶガラパゴス寿司より、外国人ウケするなんちゃって寿司の方がリーズナブルなことも後押しして、人気があるように思います。

海外で生き残っていくには日本のやり方や常識を妄信していたらダメだなーって思った話を書いてみます。

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SUSHIはあくまで副菜だったりするのです

寿司屋を経営するなら和食限定で!!こう考えるのは日本人的発想ですね。

こちらで成功しているSUSHIレストランは寿司もあれば、中華、タイ、シンガポール料理と色々・・・信じられないかもしれないですが、SUSHIが好きと言ってる外国人の多くが「なんちゃって寿司」を前菜にして、メインは中華とかにして食べるわけです。

実際そういうのがニーズがあるけれど、日本人はここで「あれは寿司じゃない!」と突っぱねるから、大きくチェーンでレストラン展開できないのだな・・・とふと思ったのです。

海外で成功している和食を出すお店はだいたい日本人が「え?」って思うような特色を打ち出しているところが多い気がします。

多様性を理解できないと、海外では成功できない・・・これが一番身近なサンプルでした。

日本人らしさは時に足枷になる

海外で働いて思ったことは、日本人らしさが時には仇になるということです。

手が空いてるから、気を効かせて同僚の仕事を手伝うっていうのはよくあることだと思いますが、これをイギリスでやったら、その仕事はいつの間にかそれは自分のレギュラーの仕事になってしまうという罠!!

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日本人らしい気遣いや優しさって、本当に良いところで私は好きなんですが、こういうところを利用されやすいのは確かです。日本では当然だからと思ってやることって、実は海外ではそうでないというケースが多いので、郷に入れば郷に従え・・・日本人らしさを捨てていかないと、いつまでも便利な人からは脱却できません。

ケースバイケースだとは思うので、場合によっては日本人らしさで点数を稼ぐ方法もあると思います。でも実際は損することばかりでメリットを感じたことがありませんでした。

※あくまで社内での話なんで、サービス業でお客様に手厚くもてなすという部分では日本人らしいきめ細かなサービスは喜ばれると思います。

黙ってるのはいけない

自分のこと喋ってナンボの世界で

何も話さないっていうのはアホだと思われること

どんなに間違った英語でも黙ってるよりかは断然良いんです。

あと、プレゼン力と交渉力。これは本当に大切です。いくら能力があったとしてもある程度のハッタリが言える人じゃないと海外ではキツイ。最初の段階で自分に興味を持ってもらわないことには先がないからです。

もちろん誠実さ、勤勉さも大切ですが、自分を演出するという能力が圧倒的に日本人には欠けているところかなぁと思います。日本の「出る杭は打たれる」環境っていうのは、グローバル化とは逆行するものだと考えた方がいいですね。

Ayaka的まとめ

いかがでしたか?

別に日本人らしさを捨てろっていう話ではないんですが、イギリスで生活してみて実感したことを書いてみました。

日本人って、あまり”NO”って言わないから、「ノーって言う日本語ってあるの?」って真剣に同僚から聞かれたことがあったんですが(嫌味じゃなくて)それくらい日本人が真面目で熱心だってことなんでしょうね。

それだけではなかなか成功できないのが世界の舞台なのかなと。器用さと、押しの強さ、時には計算高さも必要かなと思いました。日本人は奥ゆかしすぎるんでしょうね、きっと。

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