どうして英語が勉強したいんですか?英語ができるようになったらどうなりたいですか?

  更新:2015/01/17

どもー、みなさんお疲れ様です。
FLAT 23の住人Ayaka(@LadyBBA2014)です。

私が初めて英語を勉強したのは中学1年生の頃です。

これからさらに国際化が進むのだから、英語くらいは話せておいた方がいいよ

英語の先生はこう仰りました。

しかし、あれから20年以上経つわけですが、日本は依然国際社会とは遠い場所にいるのではないだろうかと思うのです。そして、どうして勉強するのかという目的も曖昧なまま、手段がいつの間にか目的になっている人も多く見受けられるので、感じたことを書いてみたいと思います。

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日本人は日本人の英語に厳しい

 楽天の三木谷浩史会長兼社長が、「英語の社内公用語化」を発表した時にも、三木谷氏自身の英語力を疑問視する意見がネットで上がっていた。

 「ジャパニーズイングリッシュ」

 「発音悪い」

 「原稿を暗記したのでは?」

 きっと完璧なアクセントと発音と文法で話せる日本人たちが、恐らく完璧な英語をお話しになる方々が、あーだこーだと言っていたのだろう。

 多少なまっていようと何だろうと、いいじゃないか。通じればいい。そう思うのだが、ビジネスの世界ではそうではないらしい。きれいな発音、アクセント、完璧な文法で話さないと、たちまち“嘲笑”の的となる。

4年ほど前の古い記事ですが、とてもいい記事なので是非全部読んでもらいたいです。楽天・三木谷会長の英語にツッコむ日本人の本末転倒

この記事の中の元NHKアナウンサーの山川静夫さんの言葉に大きく頷きました。

 「私もね、若いころはうまくしゃべろうとか、気の利いたことを話そうとか、必死にテクニックに走っていました。でもね、今やっと話に必要なのは、そんなことではなかった、ということに気がついたんです」
(中略)
 「分かりやすい言葉で、分かりやすく話すことが一番大切なんです。そのためには、自分の足で歩いて、自分の手で触って、自分でにおいをかいで自分の身体で体験するしかない。体験を通して知ることは、人格を磨いていくことにもつながります。世の中いろんな情報があふれていますけど、自分で体感してほしいと思います。テクニックだのアクセントだの話し方だの、関係ないんです」

私も渡英したばかりの頃は、完璧な英語が全てだと考えていました。
でも気の利いた言葉なんてなくても大丈夫なんです。まずは自分で生の英語に触れてみて、その感覚を養うことが重要だと私も感じました。多少の間違いも、余程致命的な間違いでない限り通じますし、ネイティブスピーカーは外国人に完璧な英語なんて誰も求めてはいません。

なのに、どんどん自分たちでハードルを上げている日本人・・・まずは英語に対するコンプレックスを取り払うことが大切ですね。

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英語はファッションではない

私の友人は日本の某大手英会話スクールで働いていました。

講師は全員ネイティブスピーカーだって言ってたじゃないか!!

トライアルレッスン直後に激高して受付に乗り込んできたオヤジがいたそうです。

講師の女性(生まれも育ちもアメリカのネイティブスピーカー)は日本語が分からないけれど、自分のことを責められてると感じて、涙していました。

そのオヤジの想像するネイティブスピーカーというものはどうやら白人だったらしく、容姿がアジア人のその講師はネイティブじゃないと言うのです。

私の友人はもう黙っていられなかったようで、

あなたは英語ができるようになってどうなりたいんですか?英語はコミュニケーションのツールです。例えあなたが英語が話せるようになったとしても、真の国際人にはなれません。どうぞお引取り下さい。

と言ってしまったというエピソードを聞きました。

英語は何も白人だけが話すものではないのです。それを間違って考えてる人の良い例ですね。
白人を崇拝してるような人は、ファッション感覚で英語を学びたいのかもしれませんが、それでは真のグローバル化はまだまだ遠いな・・・と感じました。

英語は人と人を繋ぐコミュニケーション。何も人前で格好をつけるためのものではないのです。

どうして英語を学ぶのか?

「英語が話せるようになりたい」

こう思う人は沢山いると思うのですが、話せるようになった後のゴールが見えていない人が多いような気がします。

話せるようになってどうなりたいのか?

 icon-check-square-o 外資系企業で働きたい
 icon-check-square-o 自分の考えを外国の人にも伝えたい
 icon-check-square-o 旅行先で困らないようにしたい

など、具体的に話せるようになった自分をイメージすることが大切だと感じます。
ここの動機がしっかりしていないと、勉強が続かなかったり、目先の資格取得に特化した勉強になってしまって、使える英語にはなりえないと思うからです。

具体的な動機が決まったら、次は実践です

実践の会話は使える英語の上達には欠かせない要素です。一昔前は外国人と英語で話すなんて日本に住んでいてはなかなか難しい時代でしたが、今はインターネットの恩恵でそれが可能です。まずは生の英語に触れみて、自分にとって何を学習する必要があるのかを知ることが大切です。

インプット=音読、精読、多読、文法、語彙、英作文など
アウトプット=オンライン英会話

インプット⇔アウトプットを交互に繰り返すことで、着実に身についていくと私は思います。

↑どうやって勉強していいか分からない人にオススメの指南書です。

Ayaka的まとめ

いかがでしたか?

グローバル化・・・本当の意味ではまだまだ日本は立ち遅れてるような気がします。
英語ができる、できないじゃなくて、自ら大きな壁を作っているだけなのです。まずは生の英語に触れてみて、その壁を壊してみて下さい。

そして何を始めるにもまずは動機が大切ですね。
なりたい自分をイメージして、それに向かってお互い頑張りましょう (*´▽`*)

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