【イギリス生活】ESOLで学んで分かった!私たちが英語を学ぶ本当の理由とは。

  更新:2015/01/17

ESOL

photo credit: TeachAgPSU via photopin cc

どもー、みなさんお疲れ様です。
FLAT 23の住人Ayaka(@LadyBBA2014)です。

過去記事

↑この記事でも少し触れたのですが、今日はESOLで学んだ英語の話を書いてみたいと思います。

スポンサードリンク

ESOLとは

ESOLとはEnglish for Speakers of Other Languagesの略で、ノンネイティブの為の英語という意味です。

日本だとESOL?何それ?はーー??な資格かもしれませんが、イギリスでは割と有名だと思います。
逆にこちらではTOEICが全然知られていないので、履歴書に書いても分かってもらえるのは日本や韓国の会社だけかもしれません。

イギリスで他に有名な英語の資格と言えば、IELTSやケンブリッジ英検がありますが、話すと長くなるので割愛しますw

ESOLコースの雰囲気

私が行っていたコミュニティーカレッジでは、スピーキング&リスニング(以下S&L)とライティングのクラスがありました。
私は会話が習いたかったので、S&Lのクラスだけ取りました。

クラスはだいたい10人くらい。多いときは15人くらいいました。
日本人は私だけで後は、ポーランド人、チェコ人、フランス人、スペイン人、イラン人、タイ人、ハンガリー人、トルコ人、ブラジル人・・・まさに人種のるつぼ!!

↑雰囲気はこんな感じ!すごく懐かしいです。

そしてカルチャーショックだったのが、日本人って人の話を聞いてから自分の意見を言うけど、もうそんなのお構いなし!!な人って結構多いw人が喋ってる横から自分の意見言うとかw

先生が見かねて、

Who’s your teacher?

って言ってしまうくらい。

日本人は奥ゆかしいところが美徳だけども、こういう図々しさも時には必要なんだなーーとちょっと思いました。

私、英語上手でしょーーー!!!ドヤ!!

っていう勢いですw

これはシャイな日本人は大いに見習った方がいいです。

スポンサードリンク

ESOLの試験

S&Lはレベルによって試験内容が異なります。
レベル1だとこんな感じ。

1. Individual Component (up to 10 mins)
Task 1: Exchange of information about personal past events (up to 4 mins)
Task 2: Presentation – describing a process (up to 3 mins)
Task 3: Role play – formal requests for factual information, descriptions and comparisons (up to 3 mins)

1. Group Component (up to 15 mins)
Task 4: Problem solving – dealing with common everyday problems and giving advice and suggestions (up to 15 mins

詳しくはこちらをご覧下さい。

この動画はIndividual Componentの試験の様子です。
あー、観てるだけでも試験の時の緊張が蘇ってきます。

Group Componentは動画が見つからなかったのですが、私が試験を受けた時は4人グループで、「職場の同僚が出世して、自分の上司になってから急に態度が偉そうになってきた」と悩んでる人に、あなたならどんなアドバイスや提案をしますか?という内容でした。

気心の知れたクラスメイトと一緒に試験を受けたので、比較的スムーズに会話ができたように思います。
一番話せる人にキーパーソンになってもらい、その人が話を振り、最後はまとめる・・・こんな感じでなんとか切り抜けた覚えがw

ESOLで学んだことは実は英語ではなかったかも?

もちろん英語はとても勉強になったけれど、それ以上に収穫があったのは、色んな国の人の価値観や文化を知ることができたことだと思います。
日本という国を客観的に見る事ができたり、英語を学ぶことで多様な文化を受け入れる寛容さのようなものが身についた気がします。そして、

英語は単なるコミュニケーションのツールでしかない

ってことも改めて実感しました。

いくら上手く話せたとしても、コミュニケーション力のない人は最悪です。
たまにいるんです、そういう人。

最後は「人」ですから、伝えたいという気持ちと穏やかな雰囲気、人の話を聞く耳、これさえ忘れなければ大丈夫です。
ただそれだけでは乗り越えられないこともあるので、努力も必要なんですが・・・入院では苦労しましたw

関連リンク

あと、外国人の英語を聞いてると、日本人の英語も捨てたモンじゃないですよ。

文法や単語力で言えば日本人はすごいですから。あとは話すのに慣れてしまえばいいだけ。

って今自分に言いましたw

そして先生も良かったな・・・Y先生。
私が日本語教師になることをすごく応援してくれました。
そのご縁で知り合った、Y先生の同僚Aさんとも未だに友達で、ランゲージエクスチェンジ(お互いに自分の言語を教え合うこと)を度々しています。

ということで、あの時まだ子供が小さくて、大変だったけど、ベビーシッター代と授業料に投資して本当に良かったと思っています。

もし、イギリスに長く滞在される予定ならESOLがお薦めですよ~。
3年以上住んでる人なら授業料がEU圏内の人たちと同じ額で受講できます。
地元のカウンシルが運営しているコミュニティースクール(アダルトエデュケーションセンター)にコースがあると思うのでチェックしてみて下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメント一覧

  1. […] 、サモアの生徒は母国語がサモア語のため、まだまだ英語力が弱くて、読み書きにかなり苦労してます。そのためアジアからの留学生と一緒にESOLのクラスをとっている子もよくいます。 […]

サモアな人達 – 風の街ウェリントンの「ダイジ」先生 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。


*